メスうさぎ:子宮がんの予防

避妊していないメスうさぎは 4〜5歳 になると半数以上が子宮腺がんを発症します。初期にはまったく症状がなく、見つかったときにはすでに肺に転移していることが少なくありません。生後4〜6か月 で避妊手術を行えば、これを完全に防ぐことができます。避妊手術により、偽妊娠、毛を抜いて巣を作る行動、攻撃的な行動も減ります。

オスうさぎ:行動と同居

オスうさぎは生後3〜4か月ごろからスプレーによるマーキング、マウンティング、けんかを始めます。去勢後は数週間で行動が明らかに改善し、2羽のうさぎを組み合わせて同居させることも容易になります。ただし、去勢後 4〜6週間以内 はまだメスうさぎを妊娠させる可能性があるため、その間は分けて飼ってください。

うさぎの避妊・去勢は犬猫とどう違うのか

  • うさぎは麻酔に対して敏感なため、うさぎに適した麻酔プロトコルを用い、体温と呼吸を全過程にわたりモニタリングします。
  • うさぎは絶食させてはいけません。 うさぎの腸は数時間止まるだけで危険な状態になるため、手術前もいつもどおり牧草と水を与えてください。
  • 術後に最も大切なのは できるだけ早く食べ始めること です。帰宅後8時間たっても牧草を食べない、または排便がない場合は、すぐにご連絡ください。

術後ケア

  • 牧草は食べ放題にし、いつもの野菜と水も与えてください。草食動物用の栄養補助パウダーを追加で与えてもかまいません。
  • 環境は静かで暖かく保ち、抱き上げる回数を減らしてください。数日間は、ばらけやすい床材の代わりにキッチンペーパーを使いましょう。
  • うさぎには通常エリザベスカラーは着けず、代わりに1日2回傷口を確認します。傷口を噛み続ける場合にのみカラーが必要です。
  • 鎮痛薬は必ず処方どおりすべて与えてください。痛みがあるとうさぎは食べなくなります。
8時間何も食べない、または便が出ない、お腹が張って硬い、うずくまって歯ぎしりをする、傷口が開いた場合は、翌朝まで待たずにすぐ 2126 7440 までお電話ください。

予約の時期

生後4〜6か月、体重1kg以上が目安です。高齢のうさぎでも手術は可能で、術前に身体検査を行い、状況に応じて血液検査をします。